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デジタルとアナログ
日本のデザインは「縁起」が重要な意味を持つことに気がつきました。

因果があり結果があるという考え方が従来のものとすると、PCはまさにそのもの。
因果(データ)を入力することで結果(アウトプット)されるという思考。
実は、ここがデジタルな思考なのではないでしょうか。
アナログ感にあこがれる気持ちというのは、実は因果を起こして結果を求めるものではなく、その一連の動作そのものに意味づけをする思考。
一件、意味の無いような動作が実は重要だったりする。
そう考えると、「カメラ」がわかりやすい。
被写体があり、それをフィルムに焼き移すことが最大の目的。
結果を重視した考え方をすれば、いかに少ない動作で「確実に」写し取ることに技術傾倒する。
これがデジタル思考とすると、アナログ思考では「儀式」が重要になってくる。
フィルム装填・巻き上げ・絞り・シャッタースピード・アングル。
これら一連の儀式を経過した後、初めて被写体を写し取ることが出来る。
ここに、「確実性」は求められない。求められるのは、「儀式」の手順のみ。
結果は、己が儀式をきちっと行ったかどうかで、結果が伴う考え。
これをデザインに落とし込んだとき、動作がいかに美しいか。
これにつきると気がつきました。
動作が美しいのは、極力シンプルであること。
動作のシンプルさは、舞を見ていて気がつきました。
また、お茶の一連の動作も参考になりました。
ライカというカメラがあります。
日本人にとてもよく愛されています。
このカメラ、最近のデジカメでも一連の儀式は残されています。
複雑な儀式を忘れてしまった現代人にとって、多少簡略化された儀式から入ることが出来るライカM8は、良いデザインだと感じます。
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